白髪は抜くと増えるのは本当?

 よく、「白髪を抜いてしまうと増える」と言われ、白髪を見つけても
抜かないほうがいいとされています。でも、本当に白髪を抜くことにより、逆に増えてしまうのでしょうか。白髪の直接的な原因は、メラニン色素が毛髪に着色されないまま頭の表面に出てきてしまうことによるものです。このメラニン色素が作られない理由は、メラノサイトの働きがストレスや生活習慣が原因で弱ってしまうことによるものです。そのため、白髪を抜くことによりメラノサイトの働きが弱くなるということはなく、実際にはこの話は噂話とされており、明確な医学的根拠はないとされています。ではなぜ、「白髪は抜くと増える」と言われるようになったかというと、抜いてしまうほど気になる白髪が生えてくるというのは、ほとんどの原因が加齢によるものであり、一本の白髪を抜いてもどんどん白髪が出てくる年齢のため、白髪を抜くと新しい白髪が増えると錯覚してしまうだけのようです。


白髪は抜いても大丈夫?

 白髪を抜くとさらに白髪が増えてしまうというのは、人間の錯覚とされていますが、じゃあ白髪は抜いても問題はないというわけではありません。白髪を抜いても増えてしまうわけではありませんが、減っていくわけでもありません。一般的に髪の根っことなる毛根には、ひとつの毛穴に2つから3つほど存在しています。そのため、一本の髪を無理やり抜いてしまうと、他の毛根を傷つけてしまう可能性があります。毛根に一度傷がついてしまうと、髪に育毛力が衰えてしまいます。さらに、抜けたり切れたりしてしまいやすい細く弱った髪の毛が生えてくるようになります。そのため、何度も白髪を抜くということを繰り返すと、白髪が増えなくても、薄毛の原因となってしまうことになるので、白髪を無理に抜くのは避けたほうがよいです。
 白髪が生えてきても、ストレスにならないようあまり気にせずにしておくことが大切なのです。